図書館を地域活性や街づくりの目的に｜スポーツ系や文化系でのまじめ合宿を応援するマジキャン

合宿のススメ岐阜県

図書館を地域活性や街づくりの目的に

2020/2/5

日本図書館協会（日図協）が2018年度実施した調査で、公立の図書館が地域振興や街づくり
を目的とした事業を行う自治体の数が543自体あることが明らかになりました。
具体的にまちづくり事例集を見ると、各自治体が色んな取り組みを行っているようです。

「図書館は本を借りるところ」というのが一般的かもしれませんが、図書館には多くの蔵書が
あるイメージですが、美術館や、カフェなども併設されている図書館もあるそうです。

また図書館を中核施設とする複合施設として、図書館機能、地域交流機能を持つ地域も
存在するようです。今回は、大学の跡地を市街地再開発事業として整備された図書館をご紹介
したいと思います。

超オシャレ！岐阜県の「みんなの森　ぎふメディアコスモス」（岐阜市立中央図書館）
2015年（平成27年）7月に開館した「みんなの森ぎふメディアコスモス」は、１階が部分にイベント開催が
できる‘‘ギャラリーやホール‘‘といった市民交流の場や、会議室や工作室、ダンスルームやキッズルームと
いった子どもを持る子育て世代が活用できるスペースがあります。

そして２階に行くとメインの図書館となる「岐阜市立図書館」のフロアになります。
「メディアコスモス」の魅力は
・座席数910席、アニメ系の本から最大所蔵可能数90万冊を所有する充実さ。
さらに、素晴らしい内装の造りにあります。

２階図書館の天井は、岐阜県産のヒノキを使用した正三角形の模様に見立て、波うつ水面をイメージした木造格子の構造となっております。また天井から吊り下げられた電気傘は、『グローブ』と呼ばれ、可動式の換気口となっており、天気が良く気候条件の良い日は自然光をとり入れた明るい空間を拡散し、その下で本を読むことができるそうです。
地方のこの空間しか味わえない施設にふれてみるのも、合宿という旅にとりいれてはいかがでしょうか。

こちらの図書館の開館は、
2015年の岐阜市民が選んだ地域の「2015年の岐阜市政十大ニュース」第1位に。

内装の造り「グローブ」は、2016年　照明学会による照明デザイン賞最優秀賞を受賞。
（この年の優秀賞は、ザ・リッツ・カールトン京都やロームシアター京都が選ばれており
　大きく得点を引き離しての受賞だったようです！）
引用：一般社団法人　照明学会

と、地域活性の取り組みに大きく貢献されました。

【施設情報】
•施設名：みんなの森ぎふメディアコスモス（岐阜市立中央図書館）
•所在地：〒500-8076 岐阜県岐阜市司町40-5

こうした街の取り組みを、合宿に取り入れて計画してみてはいかがでしょうか。